催し物
第1回 若手研究者都市地震工学シンポジウムのお知らせ
本グローバルCOEプログラム「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」では,わが国の大都市が内包する都市機能の複雑化・脆弱化に伴う巨大地震や直下地震などによる大きな震災リスク(震災メガリスク)の解決を目指しています。すなわち,震災メガリスクを解決し,より安全・安心な社会の形成に向けた都市の耐震化を進めるための創成・再生・回復技術を統合した新たな都市地震工学研究の推進,ならびに震災メガリスク軽減のための技術と戦略を世界各地で実践展開できる研究教育者・防災技術者の育成が不可欠です。このためには,各研究者が幅広い視野と知識をもつことが重要であり,異なる分野も含めた研究者間,特にこれからの研究を担う若い研究者同士のネットワークの構築が不可欠となります。しかし,現在の我が国の都市地震工学の分野では,専門を越えて研究者が集う機会は少なく,若手研究者同士のヨコのつながりは十分であるとはいえません。そこで,都市地震工学に関わる若手研究者(主に40才未満の研究者)を対象に,研究者間の意見交換を目的としたシンポジウムを開催致します。
第1回シンポジウムは,10月6日 13時30分から行われるグローバルCOEプログラム「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」キックオフシンポジウムと同日開催致します。学外からの研究者も参加歓迎です。奮って御参加下さい。
主 催: | 東京工業大学都市地震工学センター http://www.cuee.titech.ac.jp/ | ||
開催日時: | 平成20年10月6日(月)9時30分〜12時(午後にキックオフシンポジウムを開催) | ||
会場: | 東京工業大学 大岡山キャンパス 緑が丘地区 緑が丘講義棟 M011教室(会場案内) | ||
参加費: | 無料 | ||
テーマ: | 最近の大地震に関する被害調査報告 | ||
参加申込方法: | 下記までFAXまたはE-mailにてお申し込みください。締切9月30日。 ・FAX:03-5734-2924(東京工業大学 建築学専攻 小河研究室宛) ・E-mail:kuma@arch.titech.ac.jp
|
シンポジウムプログラム 9月8日時点 | |
平成20年10月6日(月)9:30〜12:00 | |
9:30〜9:35 | 開会挨拶 |
<セッション1(3題,1題につき22分,発表15分,質疑7分) > | |
9:35〜9:57 | 話題提供1:四川地震,建築構造物(京都大・坂下雅信氏) |
9:57〜10:19 | 話題提供2:四川地震,建築構造物(東北大・迫田丈志氏) |
10:19〜10:41 | 話題提供3:岩手・宮城内陸地震,リモセンによる斜面崩壊推定(東工大・三浦弘之氏) |
10:41〜10:50 | 休 憩(9分) |
<セッション2(3題,1題につき22分,発表15分,質疑7分)> | |
10:50〜11:12 | 話題提供4:岩手・宮城内陸地震,橋梁(東北大・内藤英樹氏) |
11:12〜11:34 | 話題提供5:岩手・宮城内陸地震,建築構造物(東北大・三辻和弥氏) |
11:34〜11:56 | 話題提供6:岩手・宮城内陸地震、岩手県沿岸北部地震の体育館被害状況 (東工大・吉敷祥一氏) |
11:56〜12:00 | 閉会挨拶 |