拠点概要
都市地震工学センター
都市地震工学センターは,文部科学省研究拠点形成費補助金に基づく21世紀COEプログラム「都市地震工学の展開と体系化」(拠点リーダー:人間環境システム専攻 教授 大町達夫)を実施するための拠点として平成15年度9月1日に設立されました。
本GCOEプログラムでは、世界的に増大する震災メガリスクを軽減するため、21世紀COEプログラム「都市地震工学の展開と体系化」で育んできた教育プログラムを拡充強化し、「東工大都市地震工学センター」を核として、学生・若手研究者に対する経済的支援体制と国際的な教育研究連携体制を整備し、国際社会においてリーダーシップをとれる地震防災分野の先導的研究者・高度専門技術者の育成を目指します。同時に、震災メガリスク軽減のための最先端の研究を進展させ、国際会議、学生・若手研究者国際WS、研究者交流などにより、成果の情報発信と人材・知財・技術の国際展開を推進することで、世界をリードする、わが国唯一の都市地震工学の国際教育研究拠点を形成します。
- 東京工業大学大学院3研究科5専攻(理工学研究科建築学専攻、土木工学専攻、総合理工学研究科人間環境システム専攻、環境理工学創造専攻、情報理工学研究科情報環境学専攻)にまたがる世界トップレベルの地震工学分野研究教育基盤をより強力に整備・統合させることで,都市地震工学に関する国際的研究教育を推進します。
- 地震防災先端技術や防災都市再生技術の開発と実用化を図り,都市防災戦略技術を深化させることで,国内外の都市地震災害の軽減に貢献します。
- 国内外の研究機関,民間機関,行政やNPOなどと積極的に連携して,都市地震工学に関する研究とその実践展開を強力に推進します。
- 北南米,欧州,アジアを繋ぐ地震工学研究のハブとして,国際共同研究や国際交流において重要な役割を担い,世界の地震工学研究をリードします。
- 大学院修士・博士課程に,海外連携大学への留学研修や民間機関等へのオンジョブトレーニングを組み込んだ国際コースを設置し,社会人や発展途上国からの留学生をも広く受け入れ,国際社会でリーダシップをとることのできる人材・知材を育成します。