連携
国際連携
グローバル化する震災メガリスクの軽減には、人材・知財・技術を国際社会に広く展開することが必須です。米国の太平洋地震工学センター(PEER)は米国3地震工学センターの代表格で、教育研究の実績は卓抜し、「東工大都市地震工学センター」とは良きライバル・良きパートナーとして、近年、個別研究者レベルでの連携協力関係を強め、研究・教育面で大きな成果を挙げつつあります。地震先進国の日米両機関が組織連携することで、より高度な教育・研究の推進が可能になるばかりでなく、国内外の教育研究機関や学生・若手研究者に対する求心力が増し、他機関との連携や人材交流も進み、本拠点から生まれる人材・知財・技術の国際展開を強力に推進できると考えられます。そこで、PEERとの組織連携により、以下の取組を効率的に行い、他機関とも協調して推進することで、より高い教育効果と研究成果を期待します。
- 日本および世界各国の震災メガリスク軽減に貢献する人材育成施策の強化
- 震災メガリスク軽減に向けた学生・若手研究者の参画を含む共同研究の推進
- 国際会議・若手研究者WSの共同開催による情報発信と人材交流
- 発展途上国の震災メガリスク軽減のための技術移転、被災地の国際共同調査・復興協力