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Home > 出版物 > ニューズレター > CUEE/PEER若手ワークショップを開催して

CUEE/PEER若手ワークショップを開催して

 土木工学専攻(助教) 渡辺 健 

1.はじめに

ワークショッププログラム

司会(Ms. Birely, 田辺助教)

 平成21年3月2日,丸ビルホール(東京)においてCUEE/PEER若手ワークショップが開催されました.これは,都市地震工学に関わる日米の若手研究者が意見交換を通して視野と知識を広め,研究者間の交流促進を目指して実施されたものです.ここに,CUEE/PEER若手ワークショップの概要を報告します.

2.テクニカルセッションおよび懇親会

 若手ワークショップは,計11件の口頭発表と懇親会で構成されておりCUEE側から25名,PEER側から8名の若手研究者が出席しました.配布資料として,講演者が発表に使用したPPTを印刷した概要集が,会議会場の夜景を背景にデザインされた表紙(右図参照)とともに用意されました.なお,ワークショップの講演者の研究分野は,コンクリート構造,地盤,地震被害調査,交通計画など様々でしたが,すべての発表を1会場で開催しました.したがって,参加した若手研究者の研究分野は多岐に渡りましたが,出席者にとっては視野が広がる良い機会となったようです.「地震被害を航空写真より評価する手法並びに被害想定を数学的に解析する手法等の,主に構造物の実験調査をしている自身にとって見慣れない研究に触れる機会が得られ,研究の視野が広がり大変有意義でした.(建築学専攻D1:松井良太)」「地震工学に関わる様々な分野の発表を聞くことができ,自分の研究だけでなく地震工学の分野全体の課題を考えて行く上で非常に有意義な時間でした.(人間環境システム専攻D2:石井一徳)」.

 2つのテクニカルセッションの司会進行は,セッション1:Mr. Barbosa (UCSD)・西村助教,およびセッション2:Ms. Birely (Univ. Washington) ・田辺助教がそれぞれ担当しました.個々の発表に対して様々な分野の研究者から質問があり,時間を超過して活発な議論が行われました.なお,ワークショップでの講演内容については,“第6回都市地震工学国際会議講演概要集”に詳細が登載されています.

  懇親会は,井上教務職員の司会のもと,日本の文化を紹介するという意味で“Japanese SAKE Party”と称して,日本食レストランで開催しました.英語での会話に緊張する出席者も多かったのですが,日本料理や箸の説明をきっかけとして会話が弾み,生活の違い・大学・研究の話で盛り上がりました.「WSをきっかけとしてその後の懇親会や翌日からのCUEEシンポジウムでは数人のPEERの学生と研究内容についての意見交換や,研究生活の紹介をすることができました.(環境理工学創造専攻D3:島田侑子)」.日米の風習違いは,時として研究に対する発想の違いにもつながると感じますが,その一端に触れることができ,貴重な会になったと思います.

3.最後に

 複雑な都市問題に対応した地震工学の発展には,研究者が幅広い視野と知識をもつことが重要であり,異分野も含めた研究者間,特にこれからの研究を担う若い研究者同士のネットワークの構築が不可欠であると考えます.本ワークショップは,開催直前に企画したにも関わらず多数のCUEE/PEERの若手研究者に出席頂きました.そういった点でも,本ワークショップの趣旨に対する若手研究者の関心の高さを感じられたとともに,本ワークショップが,PEER/CUEEの若手研究者同士の交流促進に対して,キックオフとしての役割を十分果たしたのではないかと思います.これを出発点として,今後も若手から積極的にG-COEプロジェクト推進に参画していきたいと思います.

 なお,本ワークショップは,PEER側の出席者にとっても有意義な機会であったようで,PEERのHPでもその様子が報告されています.http://peer.berkeley.edu/news/2009/peer_students_japan.html

懇親会の様子 一本締め(Ms.Faison:PEER)

 

若手ワークショップ参加者

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