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Home > 出版物 > ニューズレター > キックオフシンポジウムの報告

キックオフシンポジウムの報告

人間環境システム専攻(教授) 
翠川 三郎

 グローバルCOEプログラム「震災メガリスク軽減の国際教育研究拠点」を開始するにあたり、その内容を紹介するとともに、産官学界の方々より、本プログラムへのご意見ご助言をいただくために、平成20年10月6日にキックオフシンポジウムを大岡山キャンパスにて開催した。学外者61名を含む約150名の参加者を得た。シンポジウムでは、時松孝次教授(拠点リーダー)より開会の挨拶があり、齋藤彬夫副学長から東工大におけるグローバルCOEプログラムの取り組みについて紹介があった後、6名の教員より本プログラムの内容が紹介された。引き続き、早稲田大学の濱田政則教授と首都大学東京の中林一樹教授から本プログラムに対する期待や要望が述べられた。その後、四川大地震の報告をはさんで、最後に大町達夫教授より閉会のあいさつがあった。プログラムを表に示す。

表 シンポジウムのプログラム

 本プログラムへの期待として、濱田教授からは、@地震災害軽減のための政策・施策の提言、A地域社会への直接的貢献、Bアジアの地震災害軽減への貢献、C大都市圏の早期復旧に関する研究、について推進してほしいという要望をいただいた。@については、提言を出すだけでは不十分で、提言が実行されるよう引き続き努力することが重要であること、Aについては、自助・共助・公助の動きをサポートするための活動が重要であること、Bについては、アジア地域が自然災害に対して特に脆弱であり、本プログラムでもアジア地域の防災に積極的に貢献すべきであること、Cについては、交通ネットワークの早期復旧対策が具体的な課題のひとつとしてあげられた。

  中林教授からは、今後の課題として、@減災の「社会技術」開発、A社会技術の国際化、があげられた。社会技術とは、研究成果を実践化するためのマネジメント技術であり、自助・共助・公助をつなげるためのインターフェースでもあるとの説明があった。また、社会技術を国際展開するためには、各国の社会にとってアフォーダブルな技術が開発されることが必要であり、国際的比較研究や連携研究が重要となってくるので、その拠点として本プログラムに期待するところが大きいとの指摘があった。

  両教授からの指摘から、本プログラムを通じて、研究成果を国内外の社会で実践し、地震防災に直接的に貢献することが強く期待されていることを痛感した。今後、本シンポジウムでいただいた意見も考慮しながら、本プログラムを進めていきたいと考えている。

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