催し物
第8回都市地震工学ミニシンポジウム及び第116回工学地震学・地震工学談話会
「都市防災行政」の御案内
東京工業大学では、グローバルCOEプログラム「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」活動の一環として、都市地震工学マネジメント領域に関するミニシンポジウム及び工学地震学・地震工学談話会をそれぞれ年数回程度開催しております。
この度は、「都市防災行政」をテーマとして第8回都市地震工学ミニシンポジウムと第116回工学地震学・地震工学談話会を合同で開催する運びとなりました。
ご多用中のこととは存じますが、是非ご参加賜りますよう御願い申し上げます。
趣旨
都市防災行政の範囲は広い。行政としてここでは「市」レベルに限定し、かつ災害は地震災害に限って議論を進めるが、こう限定しても行政の責務としては、平常時には危険地域の調査・密集市街地の整備・耐震不燃化の促進・地域防災力の向上・緊急時の食料や資材の備蓄などの業務があり、地震が発生した場合は災害対策本部を中心とした応急対応の統括的な指揮活動があり、復旧復興段階では被災公共施設の復旧・被災者への住宅の手当てや経済的支援・被災市街地の整備等々の活動などがある。しかしこれを一言でいえば、個々に開発された市民の安全に必要な防災技術を、現実社会において実践し、普及を促進する総合的な行政活動であると言える。ここから2つの大きな課題が帰納される。1つは、そうした実践・普及を効果的に進めるための制度や仕組みは如何にあるべきかという課題であり、もう1つは、総合的防災行政の実践の基となる「市民の安全に必要な個別防災技術」が、必要かつ十分と言えるまでに、また、すぐに実践可能なような形で提供されているかどうかを検証するという課題である。本シンポジウムはこの2つの点に着目し、防災行政の効率的推進の制度と仕組みのあり方、ならびに、防災行政に必要でありながら提供されていない、あるいは実践に利用できる形となっていない防災技術は何かについて、問題を提起することを目的とする。
日時: | 平成22年12月11日(土)14時〜17時(終了後、懇親会開催) | |||||||||||
場所: | 東京工業大学大岡山キャンパス 緑ヶ丘講義棟M011号館 (東急大井町線緑が丘駅下車、東工大西門そば) |
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主催: | 東京工業大学都市地震工学センター(CUEE) グローバルCOEプログラム「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」 |
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プログラム: | 1. | 挨拶 拠点リーダー 時松孝次氏(東京工業大学・大学院理工学研究科・建築学専攻/ 教授) |
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2. | 基調講演 「姫路市の防災行政」 石見利勝氏(姫路市長) |
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3. | パネルディスカッション コーディネーター:青木義次氏 (東京工業大学・大学院理工学研究科・建築学専攻/ 教授)
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参加費: | 無料(懇親会:3,000円) | |||||||||||
定員: | 70名 | |||||||||||
申込み: | 事前に下記のHPまたはメールにてお申し込み下さい。 URL: http://www.cuee.titech.ac.jp/sympo/ Email: office@cuee.titech.ac.jp |
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お問い合わせ: | 東京工業大学 都市地震工学センター事務局 Email: office@cuee.titech.ac.jp TEL&FAX:03-5734-3200 |