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 ■ 海外研修報告 WCEE (2)

人間環境システム専攻 大町研究室 博士課程3年 白井克弘
  カナダ・バンクーバーで行われた第13回地震工学世界会議のポスターセッションにて研究発表を行いました.多くの方々から,御意見・御質問を頂き,私にとって非常に有意義で貴重な体験となりました.また,自分の研究に関連するセッションへ積極的に参加し,海外研究者の発表を聞いておりました.ただ,伝えたい事が伝えられなかったり,相手の言うことが聞き取れなかったりと,英語の重要さも同時に痛感致しました.たバンクーバーは夜10時頃まで明るく,暮れ泥む西の空で,シルエットになった町並みがとても印象的でした.
 
人間環境システム専攻 大町研究室 博士課程3年 大嶽公康
  私は博士課程社会人コースの学生であり,日本上下水道設計(株)に勤務し,水道施設の調査・計画・設計といったコンサルタント業務に従事しています.研究室では,実務においても問題となっている「埋設管路の耐震設計」をテーマとして研究に取り組んでいます.13thWCEEは私にとって初めての国際会議の出席でした.多くの方がポスターセッションであった中,光栄なことに私は口頭発表でした.英語が苦手な私にとっては大変な面もありましたが,発表後には研究内容に対する貴重な意見を聞かせて頂ける機会もあり,いい経験となりました.学会の雰囲気は国内の学会とは若干異なっていましたが,発表においては,簡潔に重要なポイントを説明し,プレゼン資料は見やすく,わかりやすいことが重要だというのを再認識しました.
 
人間環境システム専攻 瀬尾研究室 博士課程3年 江藤公信
  2004年は4年に1度のオリンピック年ですが,地震工学研究者にとっては13thWCEEが開催された重要な年でもあります.私は「A Study on Surface Waves Generated in Thick Sedimentary Layers during Major Earthquakes」という題でポスター発表をしてきました.内容は,関東平野における深部地下構造を用いてやや長周期地盤特性と実在長大構造物の周期特性の分布比較を論じたものです.関東平野という世界規模で見るとローカルな地域の話題のため,日本人からの質問が多かったのですが,石油タンクのスロッシングに関しては中国やイランの研究者と意見を交わすことができました.英語コミュニケーションのためにもっと勉強すべきという反省点もありました.研究以外では,移民が多いカナダ独特の文化や自然に接することでリフレッシュすることもできました.
 

都市地震工学センター 21世紀COE研究員 三浦弘之

 私は「Automated Building Detection from High-Resolution Satellite Image for Updating GIS Building Inventory Data」という題目でポスター発表を行いました.発表日が5日目と終盤であったため,参加者も少なく大盛況というほどではありませんでしたが,リモートセンシングに対する関心が高い米国やヨーロッパの研究者などと議論することができました.また,会議開催中に行われたパーティでは,今年の4月までCUEEの客員教授であったErnest Cruz先生と再会し,彼の指導教官であったカリフォルニア大学バークレイ校のAnil K. Chopra教授をはじめ,多くの海外研究者を紹介していただいたことが印象に残っています.今回の会議では,自分の発表以外にCUEEのブース担当者という役目も任されていました.出発前にはブースの詳細がわからず用意するポスターのサイズをどの程度にしてよいのかなど不安な点もありましたが,先生方や学生の協力と現地スタッフの柔軟な対応のおかげで,大盛況(?)のもと終えることができました.



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