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学長挨拶
東京工業大学・学長 
相澤 益男  

 文部科学省「21世紀COE(Center of Excellence)プログラム」は、世界最高水準の研究教育拠点を学問分野毎に形成し、研究水準の向上と世界をリードする創造的な人材育成を目的として、平成14年度に新規事業としてスタートした。平成15年度は、医学系、数学・物理学・地球科学、機械・土木・建築・その他工学、社会科学、学際・複合・新領域の5分野について公募が行われ、国公立私立大学225大学から611件の応募があった。本年度は、合計133件が採択され、そのうち、国立大学は97件(73%)、公立大学は5件(4%)、私立大学は31件(23%)を占めている。

  東京工業大学の採択件数は5件であり、平成14年度採択分と合わせると9件となり、理工系分野だけの大学としてはその健闘が高く評価された。分野別に見れば、数学・物理・地球科学1件、機械・土木・建築・その他工学3件、学際・複合・新領域1件に渡っている。本学の申請件数は9件、ヒアリング件数は6件であり、健闘の状況がうかがえよう。平成15年度採択された5拠点については、今年度合計960百万円が配分され、中間評価はあるものの5年間継続される予定である。平成14年度採択分と平成15年度採択分の合計9拠点の今年度配分額が、1580百万円に上ることは、特記されるべきであろう。

  採択された9件の東京工業大学21世紀COEは、次の通りであり、いずれも世界に誇る研究陣を全学規模で選抜した強力なグループで構成されている。本学の目標である「世界最高の理工系総合大学」に向けて、世界的研究教育拠点での形成を重要なステップであると位置づけ、全学を挙げて邁進したい。

「平成15年第1回シンポジウム講演集より」

 


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