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 ■ WCEEでの都市地震工学センターの活動

建築物理研究センター(助教授)
山田 哲

 世界56カ国からの参加者が集まった第13回世界地震工学会議(13WCEE)において、地震工学センターからは教員・研究員・大学院生37名が参加し、オーラルセッションならびにポスターセッションにおいて活発な研究発表を行った。発表は都市地震工学センターがカバーする広い領域を反映し、地盤工学、入力地震動、橋梁、鉄筋コンクリート構造、鋼構造など多岐の分野にわたっていただけでなく、センターを構成する各研究室のOB・OGによる研究発表も活発に行われ、地震工学のCOE機関としての面目を保つことができた。下の写真は、会場での都市地震工学センター関係者の集合写真であるが、会議の合間を縫って集まることのできた参加者によるものであり、実際には写真に写っていないかなりの数の関係者が参加していた。昼食時やコーヒーブレークの時間帯には各国研究者との交流はもちろんのこと、参加したOB・OGとの交流も活発に行われたことは言うまでもない。

 

また、今回のWCEEでは日本の大学としては唯一ブースを設け、都市地震工学センターの活動をアピールした。このブースでは、センターの概要ならびに構成をポスター展示し、英文パンフレットならびに現在準備中の第2回都市地震工学国際会議の案内を配布しただけでなく、センター教員がこれまで関わってきたプロジェクトの成果物の展示や、センター教員を中心に準備中の国際会議の案内の配布を行った。ブースは8月1日の午後に設営し同日夕方から4日の夕方まで開設したが、ブースを訪れることができるタイミングが昼食時とコーヒーブレークの時間帯に限られていたにも関わらず、周囲のブースと比べてもかなり多くの訪問者を迎えることができた。予想以上に繁盛したため、準備した第2回都市地震工学国際会議の案内が2日の午前中にすべて配布してしまい、あわててコピーをとりに走るといったハプニングもあったが、開設した3日あまりの期間で合計400人以上の訪問者を迎えることができた。なおこのブースは、翠川研究室ポスドクの三浦弘之氏を中心に都市地震工学センター所属の若手研究者により運営され、訪問者とのコミュニケーションを通じて国際経験を積む場にもなった。

   
写真-1 13WCEEに参加した都市地震工学センター関係者
   
写真-2 都市地震工学センターのブース
   


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