東京工業大学21世紀COEプログラムのテーマである「都市地震工学の展開と体系化」は，理学・工学における狭義での地震工学分野のみならず，経済学・社会学・心理学などを含む広範囲の研究成果を総合的に把握して体系化することによって可能となります．このためには，各研究者が幅広い視野と知識をもつことが重要だと考えられ，異なる分野も含めた研究者間，特にこれからの研究を担う若い研究者同士のネットワークの構築が不可欠となります．しかし，学問が体系化していない都市地震工学においては，分野を越えて研究者が集う機会は少なく，若手研究者同士のヨコのつながりは十分であるとはいえません．そこで，都市地震工学に関する若手研究者（主に35才未満の研究者）を対象として，研究者間の意見交換を目的とした研究発表会を開催します．

第２回セミナーは，３月７〜８日に行われる2ND INTERNATIONAL CONFERENCE ON URBAN EARTHQUAKE ENGINEERING（第２回都市地震工学に関する国際会議）の翌日に開催します．また，研究発表だけでなく，地震学，地震工学の分野で精力的にご活躍されている２名の学外研究者による招待講演も行います．学外からの研究者も参加歓迎です．奮ってご参加下さい．

●　 主催：東京工業大学　都市地震工学センター(CUEE)
●　 開催日：３月９日（水）10時〜18時 （セミナー終了後には懇親会を予定しています）
●　 会場：東京工業大学　すずかけ台キャンパス　すずかけホール２階集会室１
　　 　周辺地図 （６番の建物です）
●　参加費無料（懇親会費2000円程度）

招待講演者：
●　都司嘉宣先生（東京大学地震研究所）：
　　　 「過去の巨大地震について」（仮題）
●　目黒公郎先生（東京大学生産技術研究所）：
　　　 「都市震災軽減工学について（ソフトとハードの面からの防災研究）」（仮題）

参加希望の方は，以下にご連絡下さい

• エントリー締切：2005年2月18日（金）
• エントリー先：コチラまで，氏名・所属・原稿のタイトル・連絡先を明記したメールをお送りください．聴講のみを希望の方はその旨をお知らせ下さい．
• 原稿締切：2005年3月1日（火）
• 原稿送付先：コチラまで，原稿（A4サイズ，書式自由(2〜10枚程度)，ファイル形式：PDFまたはMicrosoft WORD）を添付ファイルでお送りください．

問い合わせ先：三浦弘之（21世紀COE研究員）
E-mail: hmiura@enveng.titech.ac.jp