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 ■ InterCOE 2008 見学会

8月8日(金)に,東京工業大学に設置されている「グローバルCOEプログラム」の8拠点と「21世紀COEプログラム」の3拠点の活動を広く社会に紹介する「InterCOE 2008」が実施されます.我々,「震災メガリスク軽減の都市地震工学国際拠点」グループでは,当日の午後に2つの体験実験を企画しています.

<開催日時>
2008年8月8日,13:00-15:00及び15:00-17:00

<開催場所>
緑が丘1号館
下記ホームページからお申し込みください.
東京工業大学第6回Inter-COEホームページ

■ 液状化実験

都市の高層化・高密度化により,臨海部の開発が進んでいます.しかし,臨海部は軟弱地盤や埋め立て地盤が集中していることから,地震時には液状化などのような地盤災害が生じる可能性があります.液状化とは,地盤が剛性を失い流体のような挙動をする現象です.このような地盤の液状化は,地盤の上に構築された構造物,および,道路・線路などの交通網,地盤内に埋設されたライフラインなど,さらには都市の機能に重大な影響を及ぼす恐れがあります.

本レクチャーでは,液状化発生のメカニズム,また,その危険性を過去の地震の被害事例の写真等を通してわかりやすく解説し,液状化の現象について理解を深めてもらいます.さらに,小型模型を用いた振動台実験を行い,液状化時の構造物の転倒,地中埋設物の浮き上がりなどの被害の様子を再現します.

液状化によるマンホールの浮き上がり(2004年新潟県中越地震)

■ 地震動体験

首都圏では,30年以内にマグニチュード7レベルの地震が来る確率が70%以上といわれています.地震によって,都市を支えるインフラストラクチャーが被災すると,都市機能は麻痺し,都市生活者に深刻な影響が生じます.本レクチャーでは,地震によって都市に発生する被害,混乱など,最新の防災研究を紹介します.また,地震時の建物被害を検討する上で,地震波の規模だけでなく,その周期特性を考慮することが重要です.本レクチャー後半では,振動台を用いて異なる周期特性を持つ地震波で建物模型を振動させ,揺れの様子を観察してもらいます.また,振動台に乗ってもらい,周期特性の違いを体感してもらいます.*地震の揺れを体験していただくため,不安定なお履物などはご遠慮ください(ヒール,サンダルは×).


地震によって横倒しとなった阪神高速道路3号神戸線(1995年兵庫県南部地震)


地震によって崩落した山体(2008年岩手・宮城内陸地震)



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