1. 東京工業大学都市地震工学センター　(Center for Urban Earthquake Engineering (CUEE))主催による第2回都市地震工学国際会議が開催されます。内容は、耐震工学の今後の方向、橋梁耐震構造、建築耐震構造、新技術による損傷制御、地盤構造、地震動と伝播、地震防災計画などです。各項目ごとに、海外・国内研究機関の研究者による招待講演、東工大や他団体の研究者による講演など多数からなる魅力あるプログラムを用意しております。都市地震工学に関心をお持ちの方々多数のご参加を御待ち申し上げます。
   
2. なお、当センターは、２１世紀COEプログラム「都市地震工学の展開と体系化」の採択に基づき、平成１５年９月１日に設置されました.

プログラム：

３月７日（月）
9:00 - 9:30	参加登録
挨拶・都市地震工学センターの紹介
9:30 - 9:40	大町リーダー・時松サブリーダー（東京工業大学）
学長挨拶
9:40 - 9:50	相澤学長　東京工業大学
-地震応答と耐震設計（Seismic Behavior and Design of Structures）
基調講演：Designing for Collapse Safety （倒壊安全性を目指した設計）
9:50 - 10:25	Krawinkler教授　米国・スタンフォード大学
基調講演： Effect of Uncertainties of Foundation and Phase Spectrum of Input Earthquake Motion on Fragility Curve of Steel Bridge Pier （基礎構造および入力地震動の位相スペクトルの不確定性が、鉄骨橋脚のフラジリティー曲線に及ぼす影響）
10:25 - 11:00	佐藤教授　京都大学
11:00	翠川教授　東京工業大学
11:17	川瀬教授　九州大学
11:34	Chen教授　台湾・国立中央大学
11:51	大町教授　東京工業大学
12:08 - 13:10	昼食
-橋構造と応答制御技術 （Bridge Structures and Response Control Technology）
基調講演： Shake Table Experiments for the Evaluation of the Performance of SMA Bridge Restrainers （形状記憶合金製落下防止部材の性能を評価する振動台実験）
13:10 - 13:45	Maragakis教授　米国・ネバダ大学
13:45	川島教授　東京工業大学
14:02	庄司講師　筑波大学
14:19	渡辺助手　 東京工業大学
14:36	三木教授　東京工業大学
-ポスターセッション（28発表）および休憩
14:53 - 16:10	東京工業大学：白井, 三浦, Pandey, Ghanbari　(Engineering Seismology); 長江 (Seismic Planning); Dungca, 鈴木 (Geotechnical Engineering); 橋本, 丸山, 片山, 横井 (Human Response); Tirasit, Hoang, 長田, Lertsamattiyakul, 村田, 長江 (RC構造); Chung, 岸木, 岡崎, Tehranizadeh (鋼構造); Fujii, K. , Tehranizadeh, J. (Dynamic Response), Lee, 佐藤 (Passive Control and Base Isolation); 荻本, 田辺, 木下, Rattanasuwannachart (Bridge and Health Monitering)
- 建築構造と制振技術（Building Structures and Response Control Technology）
基調講演： 　　 Energy Distribution and Power Flow in Passively Controlled Structures 　　 （パッシブ制御構造におけるエネルギー分布と内力伝達）
16:10 - 16:45	Igusa教授　米国ジョンホプキンス大学 /東京工業大学
16:45	笠井教授　東京工業大学
17:00	大木助手　東京工業大学
17:19	吉川氏 日本・JSME/JAEE
17:36	竹内助教授　東京工業大
18:00 - 20:00	懇親会

３月８日（火）
-コンクリート構造とコンクリート構造要素　（Concrete Structures and Components)
基調講演： Behavior of Reinforced Concrete Walls with Diagonal Web Reinforcement Subjected to Cyclic Lateral Loadings （繰り返し横荷重の作用を受ける斜め鉄筋入りRC壁の履歴挙動）
9:00 - 9:35	Lukkunaprasit教授　タイ・チュラルコーン大学
9:35	篠原助教授　東京工業大学
9:52	Hsu　台湾・国立中央大学
10:09	西村助手　東京工業大学
10:26	Jalali　イラン・タブリツ大学
10:43	Wang　台湾・国立中央大学
11:00	二羽教授　東京工業大学
特別講演： Tsunami Damage in Sri Lanka due to the Sumatra Earthquake of December 26, 2004 - Preliminary Reconnaissance （2004年12月26日スマトラ沖地震にるスリランカの津波被害　予備調査報告）
11:17 - 11:42	Wijeyewickrema　東京工業大学
11:42 - 12:40	昼食
-地盤工学（Geotechnical Earthquake Engineering）
基調講演：The Overturning of Buildings in Adapazari during the 1999 Kocaeli Earthquake
12:40 - 13:15	Gazetas教授　ギリシア・アテネ工科大学
13:15	Lee助教授 台湾・国立中央大学
13:32	時松教授　東京工業大学
-地震動（Engineering Seismology）
基調講演：Strong Ground Motion Studies in the Taipei Urban Area（台北都市圏の強振動研究）
13:49 - 14:24	Wen教授　台湾・国立中央大学
14:24	山中助教授　東京工業大学
14:41	Ghanbari　イラン・イスラム＝アザド大学タブリツ校
14:58	元木助手　東京工業大学
15:15	Tehranizadeh教授　イラン・アミルカブル工科大学
15:32	盛川助教授　東京工業大学
15:49 - 16:10	休憩
- 防災計画と防災政策（Planning and Policy for Seismic Hazard Mitigation）
基調講演： 　　 Recent Activities in UNESCO Related with Urban Earthquake Disaster Mitigation 　　 （都市圏の地震被害低減に関連した、近年のユネスコの活動）
16:10 - 16:45	Rouhban 氏　UNESCO
基調講演： 　　 Study on the Seismic Effects to Buildings in Hong Kong 　　 (香港の建築物に対する地震の影響）
16:45 - 17:20	Pappin氏　Ove Arup & Partners Hong Kong Limited
17:20	Sarma　インド・ジョラート工科大学
17:37	瀬尾教授　東京工業大学
17:54	Polonska　オーストラリア・ニューサウスウェールズ大学
18:11 - 18:00	閉会のことば（時松サブリーダー）
時間配分：基調講演　30分+ 5分;　特別講演　20分+ 5分; 口頭発表　13 分 + 4 分